is6comが「IS6FX」に生まれ変わった!
is6comは「TECWrold」グループに買収されたことにより、2020年10月12日からIS6FXとして新たにサービスを開始!
Contents
スプレッドとは?
スプレッドは「売値(Bid)と買値(Ask)の価格差」のことを言います。
買値が108.514円、売値が108.511であれば、このときの価格差は0.3銭ということになります。この0.3銭がスプレッドでブローカーの収入源となるわけです。
このスプレッドは取引コストのようなものなので、できるだけスプレッドが狭い、つまり安い方がいいですよね。
利用する業者の口座タイプによってスプレッドはさまざまですから、自分に合った業者の口座タイプ選びが必要です。
ここではIS6FXのスプレッドを、口座タイプ別と他社で比較して解説していきます。
IS6FX(旧is6com)
IS6FX会社概要
IS6FXは2020年10月12日にオープンしたばかりの海外FXブローカーです。
以前は2017年から営業していたis6comというブローカーで、IS6FXはその生まれ変わりとなります。
会社概要 | |
---|---|
ホールディングス会社 | IS6 Global Group |
運営会社 | IS6 Technologies Ltd |
ブランド会社 | IS6FX.Ltd |
サポートセンター | ベトナム |
設立 | 2021/11/19 |
資本金 | 36,000,000ドル |
ライセンス | セントビンセント・グレナディーン (25965 BC 2020) |
社員数 | 82名 |
※資本金と社員数はグループ全体のものです
生まれ変わった理由は?
以前のis6comでは、コロナショックによって出金やサーバーによる致命的なトラブルが相次ぎ、それが大きく運営に影響しました。
そこでTECWroldグループの買収によってリニューアルされたのが「IS6FX」です。
出金やサーバーに関する問題は、メンテナンスを重ねて改善へ向かっています。
とくに出金に関しては、以前よりグンと早くなった印象で、口コミでも「早くなった」と評価されています。
より迅速で丁寧な対応をすべく、サポートセンターの人員を増やしサポートの強化にも取り組んでいます。
旧is6comで欠点とされていた部分も、IS6FXでは徐々に払拭していくのではないかと期待ができそうです。
IS6FXのスペック
IS6FXのサービスをまとめて紹介します。
- 最大レバレッジ1000倍で追証もなし
- ドル円平均1.6pips、スプレッドは全体的に広め
- ボーナスは業界No.1!口座開設や入金ボーナスに独自ボーナスあり!
- 丁寧な日本語サポートで24時間対応している
- 約定力は他社に少々劣っている
- 取引銘柄はFX通貨ペア61種含む全180種類
- 取引ツールはMT4、MT5
- 出金スピードが早い
- 入金手数料無料、月一度目の出金は手数料無料
といったブローカーです。
とくにボーナスは、旧is6comで3万円の口座開設ボーナスや最大200%の入金ボーナスキャンペーンで話題になりました。
IS6FXでは、さらにパワーアップしたキャンペーンをかなりの頻度で打ち出しています!
スプレッドについて詳しくは下記で解説しますが、結論から言うと広いです。
しかし、その分ボーナスの内容がかなり豪華なので、トレーダーによっては気にならないと思います。
IS6FXについてやボーナスの詳しい内容は別の記事(以下リンク)にて紹介していますので、ぜひ目を通してみてください。
海外FX業者IS6FX(is6com)ってどんな業者?評判をまとめてみた
最大300%!?IS6FX(is6com)の太っ腹すぎるボーナスをまとめてみた
IS6FXの口座タイプと通貨ペア
IS6FXの口座タイプの紹介
IS6FXには、6つのタイプの取引口座があります。
口座別トレーダータイプ
- マイクロ口座:少額取引や初心者向け
- スタンダード口座:ボーナス利用可能で初心者~経験者までOK
- プロ口座:スプレッドに特化した経験者向け裁量取引専用の口座
- レバレッジ6000倍口座:最大レバレッジ6000倍まで可能な口座
- EX口座:ボーナスを現金に換金できるエクスチェンジ口座
- クリプト口座:暗号資産(仮想通貨)が取引できる専用口座
※プロ口座・レバレッジ6000倍口座は新規口座開設の受付を停止中
以上の6つの口座ですが、それぞれレバレッジや取引制限、スプレッドが違ってきます。
口座タイプ | マイクロ口座 | スタンダード口座 | プロ口座 | レバレッジ 6000倍口座 | EX口座 | クリプト口座 |
---|---|---|---|---|---|---|
取引プラット フォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 | MT4 | MT4 | MT4 MT5 | MT5 |
基本通貨 | <MT4> JPY USD <MT5> JPY USD BTC ETH USDT USDC | <MT4> JPY USD <MT5> JPY USD BTC ETH USDT USDC | JPY,USD | JPY,USD | <MT4> JPY USD <MT5> JPY USD BTC ETH USDT USDC | JPY USD BTC ETH USDT USDC |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 400倍 | 6000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
ロスカット | 20% | 20% | 20% | 20% | 含み損が残高以上 になった場合 (ボーナスを含まない) | 20% |
1ロット単位 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小注文数 | 0.05ロット (50通貨) | 0.01ロット (1000通貨) | 0.01ロット (1000通貨) | 0.01ロット (1000通貨) | 0.01ロット (1000通貨) | 0.01ロット (1000通貨) |
最大注文数 | 100ロット | 30ロット | 30ロット | 30ロット | 30ロット | 30ロット |
保有ポジション | 30 (新規注文込) | 30 (新規注文込) | 30 (新規注文込) | 30 (新規注文込) | 30 (新規注文込) | 30 (新規注文込) |
最低入金額 | 50ドル | 50ドル | 1000ドル | 50ドル | 50ドル | 50ドル |
取引制限 | なし | なし | ●EA不可 | ●EA利用不可 ●資金移動不可 ●含み益合計が 50万超で強制決済 ●6000倍口座 を保有している場合、 2つ目の口座は 開設不可 | ●資金移動不可 | ●資金移動不可 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ボーナス | × | 〇 | × | × | 一部対象 | 一部対象 |
IS6FXを利用する方のほとんどはボーナスを目当てとしているトレーダーだと思うので、口座開設を考えている方はとりあえずでもスタンダード口座での開設がオススメです。
取引手数料は、スプレッドが極端に狭いECN口座で、スプレッドとは別に発生する片道手数料のことです。
IS6FXでは、そういった取引手数料はどの口座タイプでも発生しません。
最大の保有ポジション数は全ての口座で30までとしていますが、注文単位や注文数の制限は口座によって異なっています。
どの口座でもそうですが、他社と比べると大きな取引はあまりできないような設定になっていますね。
また、ガイドラインには大口取引の際は事前連絡必須と記してあり、10ロット以上の取引は連絡が必要とあります。
取引して利益が出ても、これを忘れていると出金することができないので、十分に気を付けてください。
IS6FX(is6com)の口座タイプと口座開設方法を画像付きで解説
IS6FXの取扱通貨ペア
IS6FXが取り扱っている商品は、FX通貨ペアと貴金属、2021年3月には株式指数とエネルギーが追加されました。
さらに、2023年1月のリニューアルで、暗号資産(仮想通貨)も追加され、取り扱い商品の総数は180種類に!
これは豊富な商品を取引できる海外FX業界の中でも、トップレベルの多さになります。
通貨ペアだけでも61種類で、こちらも業界トップレベルです。
- AUD/CAD(豪ドル/カナダドル)
- AUD/CHF(豪ドル/スイスフラン)
- AUD/JPY(豪ドル/日本円)
- AUD/USD(豪ドル/米ドル)
- AUD/SGD(豪ドル/シンガポールドル)
- AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル )
- CAD/CHF(カナダドル/スイスフラン)
- CAD/JPY(カナダドル/日本円)
- CHF/JPY(スイスフラン/日本円)
- CHF/SGD(スイスフラン/シンガポールドル)
- EUR/CAD(ユーロ/カナダドル)
- EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)
- EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)
- EUR/JPY(ユーロ/日本円)
- EUR/USD(ユーロ/米ドル)
- EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)
- EUR/NZD(ユーロ/ニュージーランドドル)
- EUR/DKK(ユーロ/デンマーククローネ)
- EUR/HKD(ユーロ/香港ドル)
- EUR/HUF(ユーロ/ハンガリーフォリント)
- EUR/NOK(ユーロ/ノルウェークローネ)
- EUR/PLN(ユーロ/ポーランドズウォティ)
- EUR/SEK(ユーロ/スウェーデンクローナ)
- EUR/SGD(ユーロ/シンガポールドル)
- EUR/TRY(ユーロ/トルコリラ)
- EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド)
- GBP/CHF(英ポンド/スイスフラン)
- GBP/JPY(英ポンド/日本円)
- GBP/USD(英ポンド/米ドル)
- GBP/AUD(英ポンド/豪ドル)
- GBP/CAD(英ポンド/カナダドル)
- GBP/NZD(英ポンド/ニュージーランドドル)
- GBP/NOK(英ポンド/ノルウェークローネ)
- GBP/SGD(英ポンド/シンガポールドル)
- GBP/TRY(英ポンド/トルコリラ)
- USD/CAD(米ドル/カナダドル)
- USD/CHF(米ドル/スイスフラン)
- USD/JPY(米ドル/日本円)
- USD/CNH(米ドル/人民元)
- USD/CZK(米ドル/チェココルナ)
- USD/DKK(米ドル/デンマーククローネ)
- USD/HKD(米ドル/香港ドル)
- USD/HUF(米ドル/ハンガリーフォリント)
- USD/MXN(米ドル/メキシコペソ)
- USD/NOK(米ドル/ノルウェークローネ)
- USD/PLN(米ドル/ポーランドズウォティ)
- USD/SEK(米ドル/スウェーデンクローナ)
- USD/SGD(米ドル/シンガポールドル)
- USD/THB(米ドル/タイバーツ)
- USD/TRY(米ドル/トルコリラ)
- USD/ZAR(米ドル/南アフリカランド)
- NZD/CAD(ニュージーランド/カナダドル)
- NZD/CHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)
- NZD/JPY(ニュージーランド/日本円)
- NZD/USD(ニュージーランド/米ドル)
- NOK/JPY(ノルウェークローネ/日本円)
- NOK/SEK(ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ)
- SGD/JPY(シンガポールドル/日本円)
- SEK/JPY(スウェーデンクローナ/日本円)
- TRY/JPY(トルコリラ/日本円)
- ZAR/JPY(南アフリカランド/日本円)
通貨ペア数を他社と比較してみましょう。
<IS6FXと他海外FXブローカーと比較>
IS6FX | XM Trading | TitanFX | iFOREX | GEMFOREX | HFM |
---|---|---|---|---|---|
61種類 | 57種類 | 60種類 | 86種類 | 58種類 | 53種類 |
他社と比べても通貨ペア数が多いのが分かります。
IS6FXのメジャー通貨ペアのスプレッド
IS6FXの口座タイプ別のスプレッドを見ていきましょう。
プロ口座以外の口座はスプレッドが変わらないので、プロ口座とスタンダード口座で比較していきます。
今回は主要通貨ペアのみ平均値で記載しています。
通貨ペア | スタンダード口座 | プロ口座 |
---|---|---|
米ドル円(USD/JPY) | 1.6pips | 0.9pips |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2.7pips | 2.2pips |
ポンド円(GBP/JPY) | 2.9pips | 2.7pips |
豪ドル円(AUD/JPY) | 3.0pips | 2.5pips |
ユーロ米ドル(EUR/USD) | 1.6pips | 1.0pips |
ポンド米ドル(GBP/USD) | 2.4pips | 1.8pips |
豪ドル米ドル(AUD/USD) | 2.0pips | 1.5pips |
通貨ペアを比較してみると、どちらの口座タイプでも「米ドル円(USD/JPY)」のスプレッドが一番狭くなっています。そして次に「ユーロ米ドル(EUR/USD)」です。
口座タイプで見ると、どの通貨ペアもプロ口座の方がスプレッドは狭いという結果になりました。
ちなみに、スプレッドは平均値で比較しますが、実際は常に変動しています。
値動きが激しい相場ではスプレッドが大きく開いてしまうこともありますので、覚えておきましょう。
スプレッドは広めでもスタンダード口座がオススメ!
既述しましたが、プロ口座はIS6FXでもっともスプレッドが狭い口座になります。
しかし、プロ口座はボーナスがもらえない上に、取引制限がある経験者向けの裁量取引専用の口座です。
マイクロ口座は、少額取引や初心者向けの口座ですが、取引制限はないもののスプレッドが広く、やはりボーナスはもらえません。
IS6FXで取引するなら「ボーナスを使わなければ意味がない」と言っても過言ではありません。
スタンダード口座は、スプレッドは決して狭いとは言えませんが、ボーナスで取引することでスプレッド分の埋め合わせができます。
IS6FXのボーナスは、豪華なボーナスで知られる海外FX業者の中でも破格な内容になっています。
そのため、取引手法によってはスプレッドをそこまで気にすることはないでしょう。
最大300%!?IS6FX(is6com)の太っ腹すぎるボーナスをまとめてみた
IS6FXと他社のスプレッドを比較
次は他社のスプレッドと比較してみましょう。
比較する基準と業者は?
<比較の条件>
- ボーナスキャンペーンがある業者
- 提供する口座タイプのうちのスタンダードな口座
- メジャー通貨ペアの平均値
比較の条件は、以上の3つです。
今回は、「XM Trading・iFOREX・GEMFOREX・HFM」をピックアップしました。
この4社は、豪華なボーナスキャンペーンを提供している、日本人トレーダーにも人気の海外FXブローカーです。
それでは平均スプレッドの比較を見ていきましょう。
5社のスプレッド比較
IS6FXと他社のスプレッド比較
スプレッド比較 | IS6FX スタンダード口座 | XM Trading スタンダード口座 | iFOREX エリート口座 | GEMFOREX オールインワン口座 | HFM マイクロ口座 |
---|---|---|---|---|---|
米ドル円(USD/JPY) | 1.6pips | 1.6pips | 0.9pips | 1.5pips | 2.0pips |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2.7pips | 2.3pips | 1.2pips | 1.7pips | 2.1pips |
ポンド円(GBP/JPY) | 2.9pips | 3.6pips | 2.5pips | 2.2pips | 3.4pips |
豪ドル円(AUD/JPY) | 3.0pips | 3.3pips | 3.5pips | 1.6pips | 2.6pips |
ユーロ米ドル(EUR/USD) | 1.6pips | 1.7pips | 0.9pips | 1.5pips | 1.3pips |
ポンド米ドル(GBP/USD) | 2.4pips | 2.4pips | 1.5pips | 2.2pips | 1.9pips |
豪ドル米ドル(AUD/USD) | 2.0pips | 1.9pips | 1.0pips | 1.5pips | 1.8pips |
上記の中で、もっともスプレッドの評価が高いのは老舗ブローカーのiFOREXとなりました。
とくにドル絡みのスプレッドは圧倒的な狭さになっていますね。
ボーナスキャンペーンがある海外FXブローカーの中でも、iFOREXのスプレッドはトップクラスの極狭スプレッドと言えるでしょう。
IS6FXはというと、どの通貨ペアも基本的にスプレッドは広め。
大手ブローカーであるXM Tradingとは同じくらいで、HFMやGEMFOREXにはユーロ米ドル(EUR/USD)や豪ドル米ドル(AUD/USD)など通貨ペアによっては差が付いてる印象です。
IS6FXと4社のスプレッド比較では、「IS6FXのスプレッドは広い」という結果になりました。
ですが、IS6FXはこの中でも群を抜いたボーナスキャンペーンを定期的に開催しますので、ボーナスが豪華な分、広めなスプレッドでバランスをとっています。
IS6FXのスプレッドはやや広いがボーナスを利用してカバーできる
IS6FXのスプレッドは正直広い
IS6FXのスプレッドは、他社と比較するとやや広いという評価になりました。
スキャルピングトレードや両建てトレードを認めてはいますが、スプレッドが広い点は痛いコストとなってしまいますので、この手法をメインとしているトレーダーにはネックですね。
口座タイプ別で比較すると、プロ口座が一番狭いスプレッドを提供していますが、こちらは新規受付を終了しています。
ですが、IS6FXには業界屈指のボーナスキャンペーンがあります。
1~3万円が受けとれる口座開設ボーナスキャンペーン時には、未入金でボーナスだけでトレードできます。
入金ボーナスキャンペーンは最大300%と破格の付与率で、証拠金を2倍3倍、最大4倍にまで増やしてトレードできます。
多少スプレッドが広くてもここまでのボーナスがあれば、トレードスタイルによっては気にならない、むしろお得と考えられます。
IS6FXはさまざまなトレード経験者よりも、少額からはじめたい海外FX初心者向けのブローカーと言えるでしょう。
すべてのボーナスが対象となるスタンダード口座がおすすめ
ただし、これらボーナスがすべて受け取れる口座タイプは「スタンダード口座」のみとなっています。
スタンダード口座の平均スプレッドは、ドル円で1.6pipsと狭くはない水準です。
しかしこの口座であればボーナスが利用できるので、少額でもボーナスでスプレッドをカバーして大きな利益を狙えるチャンスがあります。
まずは、口座開設ボーナスキャンペーン開催時に口座開設を行って、未入金でIS6FXを試してみるのはいかがでしょうか?